ここでは半日断食のやり方や注意点などをまとめました。朝食抜きの半日ファスティングは、比較的簡単にできますが、高い効果を得るためにも挑戦する前には必ず注意点を確認しておきましょう。
半日断食でありがちなのは、昼食や夜食の食べ過ぎです。朝食を抜いたからといって油断して、そのあとの食事でお腹いっぱいになるほど食べるとリバウンドしてしまい、せっかく断食した意味がありません。
18時間なにも食べていない、空っぽ状態の胃に食べ物を入れるわけですから、昼食はなるべく消化に良いおかゆなどを選び、腹八分目にとどめておきましょう。
夕食も控えめがベスト。消化に悪い揚げ物や肉類などの脂っこいおかずは、胃腸に負担をかけやすいので避けましょう。どうしても食べ過ぎてしまうという人は、食事の前にりんごやみかんなどのフルーツを食べると満腹感が得られます。
胃腸を休ませて身体をリセットすることが目標なので、間食や夜食は厳禁。お菓子などの甘いものは、少量でも胃に負担をかけます。
しかも、夕食後になにかを食べてしまうと、1日に3食採ったことになってしまい、半日断食した意味がゼロになってしまいます。自信がない方は、まず間食などの習慣を減らしてから断食にトライしましょう。
食事を抜く分、水分はしっかり摂りましょう。最低でも500ml、できれば1.5~2リットルの水分が必要です。水分を充分に補給することで、腸に働きかけます。水分を摂るときは、お水や酵素ドリンク、青汁や野菜ジュースなどがおすすめ。カフェインがふくまれる飲み物は避けるようにしましょう。
ただし、お腹に食べ物があるときに水を飲みすぎると、むくみの原因になるので、食事中と食後3時間は水分を摂らない方がよいです。
肉にふくまれる脂肪は、腸内で腐敗し、宿便を悪化させますのでご注意を。さらに肉には食物繊維が入っていないので便秘の原因ともなります。
できるだけ当日は魚や野菜などの食事にしましょう。また、香辛料などの刺激物や油も、断食後の胃腸に負担をかけるので避けましょう。
ファスティングにはさまざまなやり方があり、実践する方法も期間も人によって異なります。そのため、他の方の体験談からは、「こんなやり方もあるんだ」「こうすればいいんだ」と参考になることがいっぱいあります。
以下のページには、ファスティングを実際に体験した方の体験談を掲載しています。ファスティングに挑戦する前に、ぜひ覗いてみてください。