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頭痛や眠気の原因とは?
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ファスティング(断食)の際に起こる
頭痛や眠気の原因とは?

断食ダイエットなどで話題となっているファスティングですが、始めたときに頭痛や眠気、吐き気というように不快症状が出てくることがあります。せっかく始めたファスティングなのに、悪い症状が出てくると続けていいものか迷うところです。

ではどうしてこのような不快症状が出てくるのでしょうか。その原因と改善方法をご紹介します。

ファスティング(断食)中に頭痛・眠気・吐き気・下痢・ニキビがでる理由

体内に溜まっていた毒素が、排出されるため

そもそも、ファスティングとは英語で言うところの「fast」、つまり断食に由来します。普段の食生活で疲れた胃腸を休め、活性化させる狙いがあります。そのため、ファスティング中は固形物を避けて酵素ドリンクやスープなど消化しやすく胃腸に負担をかけない食事を勧めるのです。

一見すると体にいいファスティングですが、実際に行ってみると眠気が出てきたり頭痛や吐き気などの不快症状が起こったりするケースがあります。

不快症状の具体例としては、頭がボーっとしてくる、眠気を催してきてあくびがよく出る、軽い頭痛がする、吐き気がする、めまいがする、疲れやすくなる、下痢になる、緑色や黒色の便が出ることが挙げられます。視覚的に分かるものとしては口内炎や発疹、肌荒れ、発熱などもあります。

このような不快症状が出てくる原因は、これまで体内に溜まっていた老廃物や体に害を及ぼす毒素の働きです。日常的に暴飲暴食で胃腸に負担をかけてきた場合、胃腸だけでなく血液やリンパ液にも老廃物や毒素が溜まっていってしまいます。

例えば、揚げ物など油っぽいものが好きな人であれば脂質が溜まっているのが当たり前となります。

ところが、ファスティングによって胃腸が空になると、働きが活発化して溜まっていた老廃物や毒素が体外に排出され始めます。言葉を変えるなら、内臓についていた汚れがファスティングによって取れていきます。

その際、老廃物や毒素は血液中を循環して排出されるため、全身に不快症状が現れるのです。

不快症状が現れるのは、個人差がありますが、早い人でファスティングを始めた初日から始まります。また、ファスティングを長期で行う人であれば、3、4日目という途中から始まるケースもあり、症状は2、3日のうちに治まっていきます。

ファスティング(断食)での不快症状、改善するには?

ファスティングを行うことで伴う不快症状。改善するための対処法を知っておきましょう。

まず、頭痛や吐き気といった軽いものであれば、しばらく体を横にして休みを取ってみましょう。体を休ませることでより毒素の排出が進んで症状が改善していきます。眠気を感じるのであれば、体の声に従って少し眠るといいでしょう。

口内炎や顔の吹き出物などは通常2、3日程度で症状が改善するので、様子を見てもいいですね。

反対に、動けないほどの頭痛を感じたり、めまいが辛くて動けない場合に、しばらく休んでも改善しない場合はファスティングを一旦中断しましょう。時間をおいても症状が改善しない場合には医師に相談するようにしましょう。

特に、糖尿病や甲状腺の疾患など代謝異常を伴う疾患を有する方は、ファスティングが命にかかわることもありますので、事前に医師への相談をお勧めいたします。

また、食事を再開する際は、おかゆなど胃腸に負担をかけにくく消化しやすいものを選んでくださいね。いきなり普段の食事を摂ると体に不調が出てしまったり、今の症状をさらに悪化させてしまったりすることになってしまいます。

健康食品の中には、ご紹介したような好転反応と呼ばれる症状に対して、商品説明の表現に使用されていることがあります。好転反応は医学的根拠がある症状ではないので、そのような健康食品には注意してくださいね!

不快な症状が出やすい人の特徴

では、ファスティングによって不快な症状が出る方は、どのような人でしょうか。詳しい特徴を見ていきましょう。

暴飲暴食が多い人

普段から食べる量が多い人や、揚げ物や炒め物など消化に負担がかかる食事をとっている人は、胃腸にかなりの負担がかかっています。また、毎日お酒をたしなむ人も肝臓や腸にダメージが蓄積して毒素もたまりやすくなるため、ファスティングをした際に症状が出やすくなります。

定期的に喫煙をする人

喫煙を繰り返すことで、血中の酸素濃度が低下した状態が続きます。ところがファスティングを始めるにあたり、禁煙をすることで血中の酸素濃度が上がります。さらに、これまで溜まっていた毒素などが排出されることで、より血液の流れが良くなるため一時的に不快症状が現れるのです。さらに、ニコチン摂取の中断から生じる離脱症状として、不快症状が現れることもあります。

ファスティング(断食)が初めての人

定期的にファスティングを行っている人であれば、毒素や老廃物もファスティングごとに排出されるので体内に溜まりにくい状態になっています。ところが、初めてファスティングを始める人は、それまでの毒素や老廃物の蓄積が多いため不快な症状も出やすくなってしまうのです。

不快症状が不安ならサポート付きプログラムがおすすめ

ファスティング中に体調不良が起きると不安も大きくなります。何が原因で、どうしたらいいのかなど、自分1人で判断するのが難しいですよね。そんな時は、ファスティングに詳しいトレーナーに相談できるサービスを利用するのがおすすめです。ファスティングのスケジュール作成から期間中の不安まで、適切にアドバイスしてくれます。また、危険な症状を見逃さないためにも、いつでも相談できるトレーナーがいることはとても重要です。

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<この記事を監修したのは・・・>

稲本和也先生
  • 監修:
    稲本和也先生 六本松稲本クリニック院長
  • 経歴:
    岡山県の倉敷中央病院で初期臨床研修過程修了後に、同院形成外科で後期研修医として採用される。福岡大学形成外科入局、助教として採用難易度の高い手術、再建外科、抗加齢・美容医療を経験。
    形成外科学会専門医資格を取得、同大学で医局長就任。さらなる患者さんの生活の質の向上を目指し、六本松稲本クリニック形成外科、美容皮膚科を開院。