普段の食事を酵素ドリンクなどに置き換える、プチ断食的なファスティング。特に食べることが好きな人にとって、ファスティング期間はつらいと感じることもあるでしょう。そんなつらいファスティングを乗り切るためには、モチベーションを保つことが大切です。
ここでは、ファスティングでモチベーションが維持できない原因と、モチベーションを保つためのコツをご紹介します。
モチベーションを上げるには、ファスティングの実施前にしっかり目標を決めることが大切です。
「1ヶ月で1kg減らす」「ファスティングを定期的に実施して半年で5kg減らす」など具体的な数値を入れて目標を決めておくのがポイント。
ただし、実際に実現可能でかつ無理のない範囲におさめるのがコツです。 あまりにも無謀な数字だと、逆にモチベーションを下げてしまうことがあります。
もしくは、ファスティングに精通したトレーナーと相談して決めるのもおすすめです。サポート付きのファスティングプログラムを利用すると、事前カウンセリングで、体調や体質、ファスティングの目的などを詳しく聞き取り、自分に合わせたプランを提案してもらえます。
これまで様々なケースを見てきた専門家ならではのアドバイスもしてくれますので、目標の設定についても相談するといいでしょう。
モチベを保つコツは"伴走者"の存在!
サポート付きファスティング
プログラムをチェック
具体的な数値を目標にするだけでは十分とは言えません。ファスティング後の「なりたいイメージ」をしっかり持っておくことも大切です。
「Sサイズの服を着たい」でも良いですが、目標のスタイルのモデルなどをスマートフォンの待ち受けやノートに張り付けておくと効果的。
ファスティングを実施しても停滞期で思うように体重が減らなかったり、痩せなかったりすることもあるので、数字だけでなく具体的なイメージもあると良いです。 ファスティングに成功したら、ご褒美に気になっていた洋服を買うなどのご褒美作戦も良いですね。
しかし、目標を持って、さらになりたいイメージを持ってもファスティングを続けられなくなってしまうこともあります。 いわゆる、ファスティング燃えつき症候群といわれるもの。
「やらなければならない」と自分を追い込みすぎることによって、反対にモチベーションが上がらず、結局途中で断念することです。 これは、なんとなくファスティングをしているからではなく、頑張りすぎてしまうのが原因。
なにもかもきっちりしたい人は要注意です。ファスティング燃えつき症候群に陥ってしまう可能性があります。
ファスティング燃えつき症候群になってモチベーションを落とさないためには、頑張りすぎないことも大切。適度な手抜きがファスティングを続けるモチベーション維持に繋がります。また、自分の状況を把握できれば、モチベーションは維持できます。
ファスティングでモチベーションを保てない原因は、ファスティング後のイメージを明確に持てていないからです。
「きれいになって好きな服を着たい」「痩せてきれいになったねと言われたい」目標はなんでも良いですが、具体的なファスティング後のイメージがないと何となくファスティングをしていることになります。
とにかく痩せたいからファスティングをしているのでは、つらいファスティングを乗りこえられるだけの強い気持ちを維持することはできません。
はじめは「やるぞ」という気持ちも、いつの間にか薄れてしまっていることはよくあること。 中途半端な気持ちではファスティングでのモチベーション保つことはできません。