ここでは1日ファスティングの方法や注意点、効果などについて解説します。
STEP1
しっかり準備しましょう
断食の前日から準備をします。食事は糖分や油分を避けて胃腸に負担がかからないものにします。
そして徐々に食事の量を減らしていき、前日の夕食はいつもの7分目くらいの量にします。
STEP2
固形物の摂取はNG
朝起きたらコップ1~2杯の水を飲み、断食スタート!青汁や酵素ドリンクなどを用意して、お腹が空いたら口にしましょう。1日2L程度のお水を摂取することを心がけましょう。青汁は栄養価が高いのでおすすめです。
STEP3
消化のよい食事を
ファスティングをする上でも重要なのが、断食後の食事。ここで急に大量の物を食べるとリバウンドして効果が台無しに。
回復食では、まずは重湯や野菜スープなどの汁物から始めましょう。油分や肉・魚は我慢して。
ファスティング1日コースを行う上で準備しておくものは、酵素ドリンクやスムージー、プロテインなどの「置き換えドリンク」と「水」です。
置き換えドリンクは好きな物で良いですが、忘れてはならないのは水。ごはん、パン、野菜、果物など、普段の食事には、たくさんの水分が含まれています。ファスティングの間は、これらをまるまる抜いてしまうわけですから、水を飲まなければ脱水症状に陥る危険性があります。注意しましょう。
代謝活動を活性化させるためには、ビタミン、ミネラル、そして最低限のカロリーが必要です。これらをバランス良く含んでいるのが、酵素ドリンクやスムージーなどの置き換えドリンクなのです。
1日ファスティングは、まる1日食事をしない“プチ断食”です。ファスティング1日コースを行った人の中には、体重が1kg~2kg減ったという人もこれは、脂肪が1kg、2kg燃焼して体重が減るわけではなく、断食による作用で宿便の排出や水分が排出されることが主な理由です。
30時間の断食を経て、いったん身体の中から老廃物を排出してしまえば、全身の代謝が活性化されて身体が軽くなった感覚になります。この状態になれば、身体は痩せやすくなると言われています。
きちんと準備すれば、1日断食も思ったほどつらいものではありません。理想のボディを目指して、ぜひ頑張ってみてください。
前日の食事は普段通りで構いませんが、油や糖分は避けること。もちろん食べ過ぎは禁物です。翌日は断食をするわけですから、身体はカロリーを吸収しやすくなります。
カロリーの高い油や糖分が消化されずに体内に残っているのは、好ましくありません。
断食中のドリンクの代わりの食事として、手作りの「ロースープ」もおすすめ。豆やキノコをたくさん使ったスープにすれば、ファスティング中に不足がちになってしまう、タンパク質や食物繊維を摂ることができます。
なお、断食当日の注意点として、アルコールは控えましょう。消化機能を休ませるのが目的なのに、逆に消化機能に負担を与えてしまうためです。
回復期の食事は、普段の食事に戻していくための練習期間のようなもの。急激に食事量を増やすのは身体に負担がかかるため、まずは軽めの食事から入りましょう。
ざるそば(8分目)やお粥、ほうれん草などを利用した自作の「ロースープ」など、消化の良いものをおすすめします。
回復期で避けたい食材は、糖質・脂質の多い食材、アルコールなど。断食を通じてリセットされた体内に、一気に汚れを流し込むようなものです。また、消化に負担をかける肉、魚、卵も避けた方が無難でしょう。
人間の身体はほとんどが水分でできているので、断食とは言っても、水分不足に陥るようなことがあってはいけません。水、またはノンカフェインの麦茶などを、こまめに摂るようにしましょう。
どうしてもお腹が空いて挫折しそうになったら、固形物の代わりにスムージーや酵素ドリンクなどを飲みましょう。それでも我慢できないという場合には、少量のフルーツを口にする程度なら大丈夫でしょう。
回復期の腸内は、悪玉菌が排出されて善玉菌が優位になっている理想的な状態。ここに乳製品・卵黄を入れると、再び悪玉菌が優位となってしまうのです。また、これらは消化に時間がかかる食材でもあるため、胃への負担も懸念されます。回復期が過ぎてから摂取するようにしてください。
実践日が1日だけなら、ファスティング初心者にも敷居が低く取り組みやすいですね。数日に渡って行うファスティングに抵抗がある方も、1日なら気軽に挑戦できるのではないでしょうか。
ファスティングに取り組む前には、他の方の体験談を見てみましょう。「こんなやり方もあるんだ」「こうすればいいんだ」と参考になることがいっぱいあります。
以下のページには、ファスティングを実際に体験した方の体験談を掲載しています。ファスティングに挑戦する前に、ぜひ覗いてみてください。